2024年5月26日に明星大学で開催したオープンキャンパスで今年から導入した動線調査システムの開発をオープンラボで行いました。
開発には、本学情報学部4年生の石川翔太郎さん、加藤積希さん、川端下直央さん、佐藤圭一さん、情報学研究科修士1年の平松守瑠さん、実習指導員の菊池康太さんが参加してくださいました。今回の動線調査システムは、RFIDと呼ばれる小型ICタグとM5Stack core2マイコンボードを用いて開発しました。
オープンキャンパスの様な大規模イベントで稼働するシステムの開発は、学生の皆さんは初めてで最初は少し不安もありましたが、アジャイル開発の様に短いサイクルでミーティングや開発テストを重ねる事で、システムの全体像が見えてきて早い段階でプロトタイプ制作に取り掛かる事ができました。
オープンラボでは、ミーティングルームの際の教室貸し出しと、リーダの外装制作にご協力させて頂きました。オープンラボのレーザーカッターでリーダーのアクリルケースを制作し、3DプリンタでM5Stackのスタンドを制作しました。3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタルファブリケーション機材を使う事で、小ロットであればこの様な量産も可能になります。
5月のオープンキャンパスでは、試験稼働を行い、7月のオープンキャンパスで本格的にシステムを稼働していく予定です。