2024年10月7日(月)から11月22日(金)の間で、OpenLab Autumn Workshop 2024 「3Dプリンタを使ってみよう」を開催しました。
このワークショップは、オープンラボの3Dプリンタを使った、ものつくりワークショップです。
3Dプリンタや3Dモデリングに興味のある学生や、ものつくりが好きな学生を対象に、3Dプリンタの使い方や3Dモデリングの基礎を学び、自分で作った3Dモデルを3Dプリンタで実際に印刷するところまで体験することが出来ます。
対象者は、情報学部を中心に、他学部の学生も参加OKにしましたところ、なんと情報学部から12名、他学部から14名もの参加応募がありました。他学部からは、デザイン学部、理工学部、人文学部、教育学部、心理学部など、幅広い学部の学生が本ワークショップに参加して下さいました。
ワークショップの様子
こちらは、情報学部2年のM君が制作したラジコンカーのタイヤです。1年時に授業でモータの電子制御を学んだ事で、モータ制御と3Dプリンタを組み合わせてラジコンカーを制作する様です。 最新の3Dプリンタで印刷したので印刷時間は約30分で済ます事ができました。
お次は、情報学部2年のY君が制作したペンケースです。こちらは、蓋がピッタリ閉まるようにミリ単位で設計がされています。側面には四季を表現した模様が装飾させています。
またY君は、3Dプリント後に自分でペンケースの内側に和紙を貼って、まるで工芸品の様なペンケースを完成させました。Y君の様に3Dプリントだけで完結するのではなく、自分なりのアレンジを加える事で世界に1つだけのオリジナルを制作する事ができますね!
お次は、なんと学部を飛び越えて、心理学研究科から大学院生が4名も参加して下さいました。もちろん全員3Dモデリングも3Dプリンタを触るのも初めてです。最初はモデリング操作に苦戦しながらも、黙々と作り続けて自分たちの好きな物を作ってくれました。集中して作り続けていると最後は時間も忘れ、なんと3時間も経過してた人もいました!その中の1人は後日リピートしてもう一回ワークショップに参加してくださいました。
そして、またも学部を飛び越えて、人文学部からはY君とS君が参加してくれました。2人とも3Dモデリングや3Dプリンタを触るのは今回が初めてです。Y君は最初、スマホスタンドを制作しようと考えていましたが、「どうせなら本も立てられる様にしたい!」とスマホ兼ブックスタンドを制作することにしました。そして、完成し見事、本をセットしてページを固定することができています!S君はペン立てを作ることにしましたが、なかなかデザインが決まらず、何度も作っては消してを繰り返し、最後は某キャラクター風の斜め刺しペン立てを作ってくれました。二人とも初めてなのに、ちゃんと機能性も考えながら3Dモデリングをしていました、すごい!!
ワークショップを終えて
今回のOpenLab Autumn Workshop2024にご参加くださいました皆様、誠にありがとうございました。今回のワークショップは中長期期間かつ学内全体に募集を出したことで、情報学部だけでなく、理工学部や人文学部、心理学科など様々な学部から参加していただく事ができました。また、参加してくれた学生みんなが、3Dプリンタを使ったものつくりを楽しんでくれた事が何よりです。
明星大学は9学部12学科1学環と様々な分野の学生が集まる総合大学で、学生一人一人が様々なことに興味を持っています。オープンラボはその様な多様性を活かし開かれた空間を目指し、今回のワークショップの様に学部学科を超えて、学生が「3Dプリンタ」や「ものつくり」、「情報学」に触れ、体験できる機会を提供しています。今後もオープンラボでは、様々なワークショップ、イベントを行い、情報学部生だけでなく様々な学部学科学生の利用者を増やしていきたいと考えています。
開催情報
開催期間:2024年10月7日(月) – 11月22日(金)
開催時間:月、水、金曜日の3〜6限
開催場所:オープンラボ(明星大学28号館126教室)
申し込みリンク:https://openlab.is.meisei-u.ac.jp/workshop/841/
担当者:情報学部実習指導員 菊池康太
お問い合わせ:kota.kikuchi@meisei-u.ac.jp