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授業紹介企画第2弾「STEAM CAMP」

インタビュー

明星大学情報学部では、オープンラボの空間を使用した様々な授業が開講されています。主に制作系の授業やチームプロジェクト系の授業でオープンラボの空間を活用して頂いています。今回の記事はオープンラボ授業紹介企画第2回目として、1年生開講科目「STEAM CAMP」についてご紹介します。

 

このSTEAM CAMPは、プログミングとマイコンを用いてモータやアクチュエータの制御方法を学びます。情報やプログミングと聞くとPCの画面の中だけで完結するイメージがありますが、それだけではなく、マイコンやアクチュエータ、センサとプログラミングを掛け合わせる事で、LEDを光らせたり、モータを動かしたり、センサで実空間の情報を取得することもできるようになります。

STEAM CAMPでは、Arduinoマイコンボードを使用し、アクチュエータの制御を中心に、3D CADや3Dプリンタを用いて、動きを作り出す機構や仕組みを学び、最終的にプログラミングを用いて実世界で動作するシステム、作品を制作します。

 

 

 

そして、2024年度のSTEAM CAMP最終制作では、「身の回りの動き」に着目し、動きを模倣した作品を制作しました。

身の回りには、自動ドアの開閉やエスカレーターの上昇、草が風で靡く様子や魚の泳ぎなど、人工的・自然的・規則的・不規則的など様々な動きで溢れています。それらの動きを観察し、アクチュエータや機構、プログラム制御でどの様に再現するかを考え、作品を制作します。

 

最終発表では、様々な動きを模倣した作品が制作され、学生同士互いに作品を鑑賞し合い、コメントやアイディアなど意見交換を行いました。

アイディアが豊富で、模倣した対象全体の動きを再現した作品や、対象の1点に注目しその1点の動きだけを再現する作品など、観察対象のどこに注目して動きを観察したかによって、作品のテイストも大きく変わっていたのが面白かったです。皆さん、最終制作、発表大変お疲れ様でした。

 

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