2025年5月25日に明星大学で開催したオープンキャンパスにて、昨年度から導入した動線調査システムの開発を今年度もオープンラボで行いました。開発には、本学情報学研究科の大学院生と情報学部生が参加してくださいました。
昨年はRFIDタグを用いた読み取り方式を採用していましたが、今年度はバーコードリーダを用いた読み取り方式に変更しています。これにより、来場者タグにRFIDタグを貼付する手間を省き効率化を図ります。センサーを変更したことで、筐体のデザインもタッチ式から差し込み式の筐体デザインに大きく変更しました。
また、昨年度Wi-Fiの電波が届かず計測を断念していた教室に関しても、デバイスにSDカードを搭載し、ローカル環境でデータを保存する方式を採用し、どんな教室でもデータを取得できるように、デバイスを改善していました。
これにより、より多くのデータを取得できると共に、分析した結果をもとにより満足度のあるオープンキャンパスイベントを提案したり、来場者に対して有益情報を提供できたりと、オープンキャンパス全体の効果向上を目指します!開発を担当する学生の皆さん、頑張ってください!