明星大学情報学部では、オープンラボの空間を使用した様々な授業が開講されています。主に制作系の授業やチームプロジェクト系の授業でオープンラボの空間を活用して頂いています。今回の記事はオープンラボ授業紹介企画第4回目として、3年生開講科目「インタラクティブシステム」についてご紹介します。
この授業では、インタラクション技術とコンピュータ表現に必要な考え方と技術を、実践を通じて修得することを目標とした科目である。
今回は、この授業の最終成果発表の様子をご紹介したいと思います。最終成果発表では、受講生の方々が制作した作品をブース形式でプレゼンテーションし、互いに制作した作品の評価を行います。
この授業では、p5.jsやProcessingなどのクリエイティブコーディング用いられる開発環境を使用し、人の体の動きや、手の動き、声や音、光などをコンピュータの入力に用いることで、これまでのキーボードやマウスで操作するコンピュータと人の関わり方とは異なる、インタラクションを探求する授業です。上記写真の作品はユーザが発する言葉を入力とし、その言葉をエサに泳ぐ魚が食べると成長して大きくなります。言葉で成長する魚、面白いですね!
こちらは、霧にプロジェクションしている作品です。光が霧に投影されとても綺麗な作品でした。コンセプトも非常に良く考えられていて、完成度がとても高かったです。
この他にも、約30グループの作品が最終発表に展示されました。学生の皆さん、お疲れ様でした。どれも面白い作品ばかりで楽しませていただきました。