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【出展報告】Maker Faire Tokyo 2025 出展レポート!

展示

2025年10月4日(土)・5日(日)に東京ビッグサイトで開催された「MakerFaire Tokyo 2025」において、明星大学情報学部 Open Lab で実施したワークショップ「空間をつなぐルーブ・ゴールドバーグ・マシン」で制作した作品を出展しました。

 

Maker Faire Tokyo

Maker Faire Tokyo は、世界中で開催されている DIY の祭典「Maker Faire」の日本最大規模のイベントです。
電子工作、ロボット、IoT、アート、クラフトなど、幅広い分野の“つくる人=Maker”たちが集まり、作品やアイデアを披露し合います。来場者は展示を「見る」だけでなく、体験や交流を通じて新しい発見や学びを得ることができます。

2025年度のMaker Faire Tokyoは想定来場者数15,000人で、Maker Faire Tokyoは2008年のMakeミーティングTokyoから今年で17年目の開催となります。

2024年までの総来場者20万人を超える日本で最も大きなMakersイベントと言えます。

 

 

展示報告

本作品は、2025年2月・3月に開催した Open Lab ワークショップ「JAM 2025:空間をつなぐ Rube Goldberg machine の制作」で、情報学部をはじめとする学部横断の参加者が協力して制作したものです。3D CAD と 3Dプリンタを用いてコースパーツを設計・出力し、M5Stack やセンサ、モータ、Raspberry Pi などを組み合わせることで、離れた場所にある複数のコースがネットワーク越しに連動して動作する「空間をつなぐ」仕組みを実現しました。

会場では、子どもから大人まで幅広い来場者の方々が足を止め、ボールが転がる様子とコース同士の連動に見入っていました。学生たちは、3Dモデリングや物理シミュレーション、マイコン制御、ネットワーク連携といった技術要素について来場者に説明しながら、作品の仕組みや制作の工夫、ワークショップでの学びについて積極的に紹介していました。情報技術とものづくりを組み合わせた本作品を通じて、「つくることの楽しさ」や、離れた場所・人とつながるインタラクションの可能性を多くの方に体験していただくことができました。

今回の出展は、授業やワークショップで培った学びを学外の場で発信し、外部の方からの反応やフィードバックを直接得る貴重な機会となりました。Open Lab では、今後も学内外の多様なメンバーと協働しながら、情報学とものづくりを掛け合わせた新しい表現や体験づくりに取り組んでいきます。

 

 

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