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「インタラクティブシステム2」の最終講評会!(前半)

作品

みなさんはふと自分がおもしろいなと思ったアイデアをどうしていますか?
思い浮かんだはいいけど忘れてしまうかも知れないし,

そもそも娯楽はインターネットに溢れているので
自分でアイデアを思い浮かべる必要もないと思っている人もいるかも知れません.

 

けれど,時には子供時代に戻ってふと思いついたアイデアを頭の中で膨らまし,
想像の世界で自由に遊んでみるのも楽しいかもしませんし,

 

さらにいえば,アイデアを自分の手で形にすることができれば
受け身の娯楽とは一味違った楽しさを見つけることができるかもしれません.

 

明星大学情報学部のインタラクティブシステム2の授業では,
学生がそれぞれのアイデアを持ち寄り「これって面白いんじゃない?」を
インタラクション技術を用いて作品にまで落とし込んでいます.

今日はオープンラボにておこなわれた
インタラクティブシステム2の最終講評会の一部を前半と後半に分けて紹介したいと思います.

 

1. 万華鏡ディスプレイ

万華鏡デバイスをくるくる回して,ディスプレイで幻想的な
光景を楽しむインタラクティブシステム.
鏡で囲った空間にwebカメラを配置.
万華鏡を模したデバイスにArduinoを埋め込み,
万華鏡デバイスを動かして映像を変化させて楽しむ.
万華鏡デバイスのArudinoにジャイロセンサーを用いて
角度を取得しています.

今後の展望としては,ディスプレイをサイネージに変え,
展示も考えているとのことでした.

 

 

2. 迷路作りデバイス

青色のスタート地点からで道をつないで赤のゴール地点まで
プレイヤーを導くゲームの提案.
ブロックごとにどういう道になるか決まっていて
それを組み合わせていくことで道を作ることができる.
reacTIVisionを用いており,ブロックにマーカーをはり
ブロック位置を検知している

他の学生からの作品の感想として,
「タイムアタックをつけたらどうか?」や
「知育玩具としても使えそう」というアイデアで盛り上りをみせていました.

 

 

3. Writing LED

風景を再現した光の配色を箱の中に作成.
下の面には緑のLEDで草原を,水色のLEDで川を,
箱の奥の面にかけて夕日を赤色のLEDで再現している.

箱を覗き込むことで,幻想的な世界を楽しむことができる.
箱型にすることで持ち運ぶことができる.
LEDをArduinoで制御している.

作品に対して体験者からは,「様々な風景をLEDでして見てみたい」や
「箱をのぞき込むではなく,かぶって見れるのはどうか」や
「ドーム型にするのはどうか」などのコメントがでていた

 

 

どの作品も発表後にはもっとこうしたら面白いんじゃない?という
たくさんのコメントやアイデアをもらって,
さらなる発展が期待できそうなものばかりでした.

続きはまた次回紹介したいと思います.

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