授業協力者の遠藤による「Pure Data(Pd)」を用いた音響処理のワークショップが行われました．
Pdはミラーパケットさんにより開発された音声，映像処理のための
グラフィカルプログラミング環境です．
Pdはシンセサイザを作ったり，音のビジュアライズも可能です．
普段プログラミングに慣れ親しんでいる学生も
Pure Dataのインターフェースに少し戸惑いもありましたが，
直感的に操作できるパッチ(またはノードベース)のインターフェースで
すぐにコツを掴んでいました．
OSC(オシレータ)に設定する周波数を変化させることで，
いろいろな高さの音を鳴らすことで，
初めての音響処理プログラミングを体験していました！
基本的なPdの操作を覚えたら，次は簡単なアプリケーションである
「ボコーダー(vocoder)」の作成です．
ボコーダー(vocoder)とは「ヴォイス」(voice)と「コーダー」(coder)を合わせた言葉です．
ワークショップに参加した学生の声を素材にして，
ボコーダーを通すことで機械音と合成されたようなで
ロボットボイスを作り出すことができます．
そのうち参加した学生たちはボコーダーを使って，
「お腹すいた」「ありがとう」など
コミュニケーションをとって楽しんでいるのが印象的でした．
参照：