オリジナルランプ制作をテーマとし、ハードウェアからソフトウェアを横断したプログラミングを扱うワークショップがオープンラボで開催されました。
2日間でp5.jsで模様の生成,レーザーカッターで木材加工,Arduinoで光の制御,ブラウザを介したインタラクティブな操作まで行います。
このような幅広いテーマを扱うにあたって、メディア・アート作品や広告プロジェクト、ライブイベント演出などにおいて(ハード/ソフトウェア)エンジニアとしてとして活躍する傍ら、本学で非常勤を務める大石彰誠先生、Yahoo! JAPAN Hack Day 2017で最優秀賞、NICOGRAPH(芸術科学会)で受賞歴のある株式会社スタジオ・アルカナの遠藤勝也先生が講師として来て頂きました。
参加者は情報学部の1~4年の学年関係なく参加し、学部を超えて建築学部の学生もワークショップに取り組んでいました。
情報学部の1年生や建築学部の学生も参加していたため、p5.jsの入門的な内容からはじめました。
p5.jsは絵を描いたりするようなクリエイティブ・コーディングによく利用されるプログラミング言語です。
p5.jsでオリジナルランプの箱の模様を制作します。
作成した模様をレーザーカッターを用いて、木材(MDF版)に加工します。
プログラミングで策された模様には参加者の個々の個性がでていました。
ランプの箱を制作した後はいよいよArduinoでランプの光を制御するため、
ArduinoでLEDを光らせます。LEDにはNeoPixel LEDテープを利用しています。
(大石先生による講義)
初めてのArduinoを触る学生もちゃんとLEDテープを光らせることができました。
最後にスマートフォンで明かりを制御する内容を扱います。
Node.jsとp5.jsをWebSocketによって接続することで、
Arduinoとp5.jsの通信を行います。
(遠藤先生の講義)
参加者それぞれのオリジナルランプを作成し、
みんなで鑑賞会を行いました。