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インタビュー企画(1):「Movie ReAlbum」の制作者、本多晃基さんへのインタビュー

インタビュー

作品概要:「Movie ReAlbum」
実空間に映像を写すアルバム。デバイスで自由に映像を撮影する。
アルバムの中の写真にデバイスをかざすと他の作品を体験する様子や思い出のセルフィなど、あなただけの
映像が動き出すアルバムをつくることができる。

 

 

本多さんは2年生からプロジェクト授業に参加し、iPhoneやiPadのARアプリ開発を勉強してきたとのこと。
仮想のものを現実空間に重ねて表示することに楽しさを感じており、
ARアプリを開発しているうちに、仮想のモデルを現実空間に映し出す以外の使い方ができないか考えたとのことでした。
 
「一度実世界に移したものを、AR(拡張現実)を通してもう一度実世界に投影するという面白さもあるんじゃないかなって思って。それを利用して実空間で撮った写真をアルバムに貼り付けるのと同じように、動画をアルバムに貼り付けて鑑賞する作品を作りました。」
 
今まで本多さんが開発してきたすでに用意されているも素材を表示するARアプリではなく、
新機能としてカメラロールに保存されている動画を使用するARアプリを開発しました。
使う人が一度カメラで日常の風景をカメラアプリで動画撮影をし、その動画を使って
アルバムの写真が動き出す表現が可能となっています。
その発想に至るには一緒にプロジェクトの参加したメンバーとのやりとりも参考になったとのことでした。
 
「プロジェクト授業での週一回の進捗発表会で、一緒に学習する友人からフィードバックをもらったりできたことが自分のやる気につながりました。それと周りの友達は、インタラクティブにというか、ユーザーからのどうインプットを受け取って、アプリの体験をさせるかといったことを重視している人が多いと感じていたので。自分のARにインタラクティブな要素を入れたいなって。それで、ユーザーが自分で撮ってカメラロールに保存された動画をARで投影するということができるように実装しました。」
お客さんからも嬉しい反応がもらえたとのこと!
 
「商品としても使えるようなものになればいいなと思っていたので、
お客さんから実用的でいいという感想をもらえたのでよかったなって思いました。」
本多さんにはこれからも人をワクワクさせるアプリケーションをぜひ開発してもらいたいです!!

 

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